こんにちは、園部です!
3月に、北九州市にありますTOTOの福岡工場と、併設されているTOTOミュージアムを見学させていただきました。
ミュージアムでは、TOTOのこれまでの歩みや、時代ごとの水まわりの変化を間近で見ることができ、とても興味深かったです。
昔のトイレやお風呂、洗面台などの展示を見ていると、暮らしの中で「水まわり」がどれだけ進化してきたのかがよくわかります。
また、工場では実際にトイレが作られている工程も見学させていただきました。型に粘土を流し込む成形の作業から、焼成・検査・梱包まで、一つひとつの工程に高い技術と真剣な想いが込められていて、とても感動しました。何気なく使っているトイレにも、たくさんの人の手と技術、そして品質へのこだわりが詰まっているんだと実感しました。
特に心に残ったのは、TOTO創業者・大倉和親氏の「衛生的で快適な暮らしをすべての人に届けたい」という強い想いです。当時はまだトイレも不衛生で使いにくかった時代に、「日本の衛生環境を変えたい」との一心で陶器製の衛生陶器づくりに乗り出したそうです。
その志は今もTOTOの製品づくりに受け継がれていて、「使う人のことを一番に考えるものづくり」の姿勢を随所に感じました。
水まわりは、毎日使うからこそ大切にしたい空間です。今回の見学で、私たちのご提案にも生かせる気づきがたくさんありました。お客様の暮らしに寄り添ったご提案ができるよう、これからも学びを大切にしていきたいと思います。