その4 床下収納キッチンなどによくある床下収納ですが、何を収納すればいいのか悩んだことはありませんか?
床下収納ってしゃがんで蓋を開け閉めする必要がありますよね。
普通の収納よりも面倒で体にも負担がかかりますので、日常的よく出し入れするものを収納するには不向きです。
ですので、たまにしか使わない表に出しておくと少々場所をとるキッチン用品やシーズン物のインテリア、長期保存可能で温度や湿度に左右されにくい缶詰や飲料を収納するのがベストと考えられます。
床下収納には、収納する際のポイントがいくつかあります。
頻繁に利用しない場所だからこそ、うまく活用して収納上手になりたいものです。
ポイント一つ目は、上から見てわかりやすく収納することです。
そんなことは当たり前だと思うかもしれませんが、意外と忘れがちなことです。
床下収納は上からどんどん重ねて収納していってしまうと取り出したいものが下にあったときに大変なので、積んで収納するのではなく並べて収納するのが良いでしょう。
仕切りや取っ手がついた入れ物を利用しながら収納することで、見た目もすっきりしますし出し入れも簡単です。
上から見下ろすことになるので、パッとみて何が入っているのかわかりやすいようにラべリングするなどの工夫をすれば出し入れがしやすくなるでしょう。
ポイント二つ目は、湿気対策をすることです。
床下収納は室内と比べるとどうしても湿度が高くなりがちです。
湿度が高くなるとカビが生えたり長期保存可能なものであっても腐りやすくなってしまうので、対策をとらなくてはなりません。
最も簡単な湿気対策としては除湿剤を一緒に入れて湿度を下げるというものです。
除湿剤がない場合、湿気取りに新聞紙を入れるだけでも湿気対策になります。
カビが目に見えて生えていなくても、湿度が高いとカビ臭くなってしまうことがあります。
ニオイが気になる場合は湿気対策と共に消臭対策もしておくことが必要です。
通常の収納に加えて床下収納をうまく活用することで新築のキッチン全体がすっきりと片付いて見えるようになります。
床下収納のポイントをしっかり押さえ、整理整頓されたキッチンづくりを目指しましょう!