住宅購入に必要な資金の内訳では、いったいいくらあったら家を建てることができるのでしょうか。
新築注文住宅を買う場合、中古住宅を買う場合でも変わってきますが、
「全部でいくらかかるの?」
「ローンっていくらまで組めるの?」
「月々の支払いはどの程度に設定したらいいの?」
と、いろいろ気になるところですよね。
通常、家は2度も3度も建てることもなかなかありませんので、わからなくて当然のことです。
資金計画や新築注文住宅についての疑問点は住宅のプロにどんどん遠慮なく質問していきましょう。
では、具体的にいくら必要なのか?その内訳をみていきましょう。
新築住宅購入に必要な資金の内訳
①本体工事費用
本体工事は建物そのものにかかる費用のこと。
一般的に基礎工事や構造躯体工事、木工事、内装工事などを指します。
こちらは建物の大きさ、使用する素材などによって大きく異なります。
②付帯工事費用
付帯工事費は、選ぶ土地によって金額が変わるケースがあります。
現場管理費や確認申請料、屋外給排水工事費、仮設工事、設計費などがあり、
1棟あたり、平均して約250万円程度の費用がかかってきます。
③外構工事費用
外構工事とは、門柱や門扉、駐車場など建物の外の工事のこと。
どの程度の外構工事を行うかで費用は変わってきますが、平均して
100~150万円程度の費用がかかってきます。
④土地の購入費用
地域により坪単価が異なるので、自分が家を建てたいと思っている
地域の土地の価格を調べてみてください。
⑤諸費用
諸費用には、登記費用やローン諸経費、火災保険料や土地の仲介手数料、
事務手数料、固定資産税、印紙代等があります。
諸費用額は、住宅ローンの組み方などで多少の前後はありますが、
100~150万円ぐらいはかかります。
また、エアコンやカーテン、照明器具、引っ越し費用等が本体工事にどこまで組み込まれているかの確認も注意しておきましょう!
もちろん本体工事費の確認だけでなく、それぞれの費用に何が含まれているかの確認も忘れずに行いましょう。