お家のリフォーム(新築から38年目)システムバス編
お庭にこんなに大きなこぶしの木がある笠間市I邸のリフォームが始まりました。
『今回、住宅ストック循環支援事業の対象工事も含まれますが、築何年ですか?』
『昭和54年です』
『残念です。今回対象になるのは、耐震改築されない方は、昭和56年5月31日までに新築された方なんです。』
というところからのお打合せスタートでした。
脱衣室からつづきの浴室の解体前のお写真です。
コンクリート仕上の脱衣室は、窓も無かったためかひんやりとしていました。
浴室はタイル張りのステンレスの浴槽です。当時はこのタイプがどこのお家も主流でしたね。
解体してみたら、浴室の床から浴室のドア枠からも水が漏れて濡れていました。
土台は全部取り替えました。抜けない柱は、新しい柱を添えました。
今までは断熱材は、壁・床・天井と入っていなかったので寒かったことでしょう。
イサカホームの新築同様とはいきませんが、せめて100mmのグラスウールを充填させて頂きました。
『まだ、外壁もないのにあったかい気がする・・・』 そうおっしゃって頂きました。
浴槽も浴室も断熱タイプですが・・・浴室だけは、内壁にもグラスウール入れさせて頂きました。
システムバスが完成いたしました!
今回のご契約では、
アルミPGをアルミ樹脂複合PG(LIXIL製シンフォニー)に、
換気扇を暖房乾燥換気扇にとサービスさせていだだきました。
石油がまからエコキュートにかわりました。
ガスボンベも石油がまの小屋も無くなりすっきりしました。
敷地の大きいお家なのでわかりづらいかもしれませんが
風の通りも変わると思います。
初めてのシステムバスに入られた感想が聞きたくて、翌朝早々にご挨拶させていただきました。
『シャワーだけでも、すごく浴室が温まったから、出てきたら暑いくらいだったよ・・・
シャワーのない生活だったから、あたし達も嬉しいけど・・・子供たちが一番喜んでいると思うよ』・・・と。
段差が無くて、寒く無くて、すぐにお湯が出てきて・・・何気ない日常なのかもしれませんが、I様は、本当に
喜んで下さって、私も嬉しいです。